子供が頭を打った時、熱・鼻血・頭痛・嘔吐等がある時は何科の病院へ行けばいい？

子供が頭を打った時は、普通大泣きすることが多いです。

子供の名前を呼びかけて、いつもどおり受け答えができて、眼をきちんと開けることができれば、あまり心配いりません

頭を打った時に注意しなければいけない症状は、はきけや嘔吐が何回もおこったり、
頭痛（頭が痛い）がだんだん強くなってきたり、ぼんやりしてきて、話しかけないとすぐ眠ってしまっり、手足がしびれたり
けいれん（ひきつけ）を起こしていたら、すぐ病院に行くようにしましょう。

頭を打ったときに特に怖いのは頭蓋内出血（頭の中の出血）で、頭蓋骨（頭の骨）の内側に出血（頭蓋内出血）がおこり、それが脳を圧迫してしまいます。

最悪、緊急の脳外科的な治療が必要になることもあります。

頭皮の傷やコブ（頭皮下血腫）などができていないから、大丈夫と安心できるものではありません。

症状の出方もいろいろあります。

頭を打った直後は、普通にすぐ遊び始めても、急変の心配がある４時間は注意して行動をみ見ましょう。

それ以降、48時間たつまでは変わった事がないか様子を見るようにしましょう。

頭を打って、４時間という時間は、急性期という時間になるので、何か起る可能性の高い時間になります。

48時間は、慢性期という時間になるので、じわじわ何か起る可能性の高い時間になります。

頭を打った後すぐ異変か起きる事もあり、1～2日後、数日たってからおきることも考えられるので、今は普通に過ごしていても十分注意して、様子を観察する必要があります。

頭を打った時にかかる科は、「脳外科」になりますが、小児科のほとんどは「小児内科」なので、切ったり縫ったりする事はできません。

小児科は脳外科的な治療をすることは出来ないのです。

子供の場合、小児科があって、脳神経外科もあるのに、小児の脳神経外科がないと断られたり、小児科がなくても、脳神経外科があるから受け入れてくれたり、病院によって違ってくるので、頭を打ったその時、すぐに、病院を探すのは難しいので、まずは、脳神経外科と小児科ある総合病院を事前に調べておくようにしましょう。

夜間などの時は、まずは、県事に違うと思いますが、夜間診療所や緊急医療情報案内などに連絡して聞いてみましょう。

病院に連れていくと、お医者さんが確認する項目は、どんな状態で頭を打ったのか、
何に頭を打ったのか、頭を打った直後の子供さんの様子はどうだったか、何かから落ちた場合は、どれくらいの高さから落ちたのか、など聞かれるので、事故直後の事が曖昧にならないように、メモして置くようにしましょう。

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