妊活中のウォーキングのオススメのやり方・方法。効果的な時間は？

妊活中のウォーキング　オススメ　やり方　方法　効果　時間

妊活に健康的な生活習慣は欠かせません。

適度な運動は妊娠しやすい体づくりに非常に効果的です。
今回は適度な運動として、有酸素運動であるウォーキングについてピックアップしてご紹介します！

■有酸素運動とは？

有酸素運動とは通常の呼吸よりも酸素を多く取り込みながら行う、比較的緩やかな運動です。
有酸素運動の時の呼吸は普段よりも軽く、深い呼吸です。

この緩やかな呼吸で酸素を多く取り込むことで、血行がよくなり、足腰の強化に役立ちます。
また、効率的に脂肪を燃焼することができます。

有酸素運動の代表的なものとして、ウォーキング・ジョギング・水泳・サイクリングが挙げられますが、ジョギングや水泳は激しく運動した場合に「ハッハッ」と短く浅い呼吸を繰り返す無酸素運動となってしまいます。

無酸素運動に切り替わってしまうと、乳酸を生じて疲れが体に蓄積してしまいます。
疲労を蓄積させてしまうことは、妊活をする上ではあまりよいこととは言えません。

人と楽に会話ができる程度の速度で、30分や1時間程度のウォーキングが妊活には非常に効果的です。

■妊活中のウォーキングの効果は？

それでは妊活中にウォーキングをすることによってどのような効果があるのでしょうか？
3つのメリットを見ていきましょう。

１・血行がよくなる
ウォーキングなどの適度な運動をすることによって、筋肉が収縮し、停滞しがちな血液を心臓まで押し上げる役割をしてくれます。
血行が良くなると体が温まり、妊娠しやすい体となります。

また、血液には様々な栄養を各臓器に届ける役割を担っています。
当然子宮や卵巣にも必要な栄養素が届けられ、ホルモン分泌が活発になるということも分かっています。

２・自律神経を整える
自律神経とは栄養を吸収したり、老廃物を回収するなどといった「自分の意識ではできないこと」をコントロールする体の機能です。
自律神経には活動をしているときに働く交感神経と、眠っているときやリラックスしているときに働く副交感神経の二つからなっており、これらがバランスよく働くことによって体の健康を保っているのです。

自律神経が乱れていると、同時にホルモンのバランスも崩れてしまいます。
このホルモンバランスの乱れが妊娠しづらい体を作ってしまう要因の一つになります。

昼間に適度な運動をすることによって、質の良い睡眠を促し、交感神経と副交感神経の切り替えを正しくスムーズに行うことができます。

３・脂肪細胞を減らすことができる
妊活をしているときに肥満状態では女性ホルモンのバランスが乱れ、卵巣で卵子が育ちにくくなってしまいます。

有酸素運動では酸素を多く取り込むことで、体内の脂肪を燃焼させてエネルギーに変換しています。
そのためウォーキングをすることで脂肪細胞を減少させ、妊娠しやすい体へと導いてくれます。

肥満であるからすなわち妊娠しない、と言うわけではありませんが、妊娠中の高血圧や糖尿病などの妊娠中毒のリスクを減少させるためにも妊活中から適度な運動を心がけましょう。