旦那が嫌い。産後クライシスとは？

産後クライシス言う言葉は、NHKあさイチで、「出産後に夫婦の愛情が急速に冷え込む現象」を「産後クライシス」と名付けた事で、全国に広まった言葉ですが、認知度はまだまだ低いです。

産後、無意識に旦那様を嫌いになってしまう現象を『産後クライシス』と呼びます。

夫が、無意識に言った言葉が、特別に嫌な言葉でないのに、その一言に深く傷ついたり、無性に腹が立ったり、育児に協力的で、常に育児に関わってくれる「イクメン」であっても、産後のママにしてみれば、夫の事が別人に見えてしまい、嫌いになってしまう時があります。

夫が嫌になる理由は、他人が聞いたらそんな事で、嫌になるのと思ってしまいます。

赤ちゃんがいるのにゆっくり食事をしてることにイライラしたりしてしまいます。

夫自身に、まだ、親の自覚が感じられない時が、夫を嫌いになる一番の原因になっています。

ママも初めての赤ちゃんで、いっぱいいっぱいで世話しているのに、夫は一人で遊びに出かけたり、手伝って欲しい時に寝て起きなかったり、仕事でいなかったり、赤ちゃんが目の前で泣いているのに抱っこもしないで「泣いてるよー」と教えに来たり、あまりにもこういう事が続くと、段々、夫が嫌いになってしまうのがわかります。

夫は、自分の生活スタイルをあまり、変えたくない為、赤ちゃんが、生まれる前の生活スタイルを維持しようと、自己中心的なかんがえになって、わがままになってきます。

奥様や赤ちゃんのことを構わないで、自分のしたい事をしてしまいます。

また、結構デリカシーがない行動をしてしまいます。産後で育児にてんやわんやなのに、断りもなしに、友達などを家にまねえたり、「部屋汚いよ」とか、「ミルクやったの」などママがあまり口出しして欲しくない事を言ったりするので、余計に腹を立ててしまうのです。

赤ちゃんは、夜泣きや夜の授乳などがある為に、ママの睡眠時間は乱れてしまい、ホルモンバランスを大きく崩れてしまいます。ホルモンがえいきょうして、うつ状態のようになり、神経過敏になり過ぎて、夫嫌いモード全開になってしまうようになるのです。

睡眠時間が少ないと、どうしても心と身体に余裕がなくなってしまい、赤ちゃんの他に、夫の世話や相手をするのが嫌になってしまいますね。

そんなときの夫の何気ないデリカシーのない言葉が、心に突き刺さってしまうのでしょう。

女性は、お腹の中に赤ちゃんがいる時から、親になるために、夫よりも1年先に親になります。

夫が女性のホルモンバランスを理解して、もっと育児対して理解して、親になりきれるように、少しずつ変わって行けるようにしていかなければなりませんね。