お腹が痛い。子供は学校のストレスで下痢になりやすい?
大人は過度なストレスを感じると体に不調を感じますが、子供も同じように、腹痛・頭痛・下痢・嘔吐などの症状が現れてきます。
代表的な症状として腹痛があげられます。
下痢と言うよりストレス症状で腹痛、精神性の症状も出ていました。
保育園や幼稚園、学校に行くのが嫌なときに「お腹が痛い」と訴えてくる事がほとんどです。
「学校に行きたくないから仮病を使っている」と思わず、子供の話を聞いてあげるようにして下さい。
学童が、繰り返し腹痛を訴える場合「慢性反復性腹痛」といいます。
また、過敏性腸症候群も考えられます。
過敏性腸症候群は、実際に腹痛をおこしているので、下痢または便秘、おならなどの症状があらわれます。
子供は実際に痛みに耐えて苦しい状況にあります。
原因は「食・生活・心」のバランスを崩しているからで、過敏性腸症候群は「心」の乱れががもっとも大きなウェイトをしめているのです。
また、ストレスによる反復性腹痛は、へそ付近にさまざまな強さの腹痛を訴えるのが特徴ですが、頭痛やおう吐、倦怠感を伴ったりします。
安静にしていたり、排便すると1~2時間で痛みが消えるのが普通です。
特に、腹痛は朝登校前や食事前後に多いですが、原因は大部分が心因性によるものです。
ただ、「異常ないから大丈夫」と言うのではなく「多少腹痛があっても何も心さ配いらないよ」と優しく説得して下さい。
実際にお腹が痛むことを認めてあげることが大切です。
そして、子どもの不安感を取り除いてあげることが重要なのです。
「どうせまた仮病だろう」と本当に腹痛が起こっていても、仮病扱いされると、それがストレスとなってしまい、反復性腹痛を繰り返すという悪循環になってしまいます。
子供は様々なストレスを感じていても、両親が、忙しくしていると、何も言えなくなり、そのストレスを吐き出す機会がなくなってしまいます。
日常会話の中で、子供さんが、常に感じている嫌なことや不安に思っている事などを聞き出すようにしてあげると、ストレスの軽減につながります。
ちょっとでも口にする事ができると気持ちが楽になってきます。
ストレスの原因がはっきりしている場合は、それを取り除いてあげればいいのですが、学校での人間関係などはすぐに取り除くのは難しい所があります。
子供の話をよく聞いて、子供が受けているストレスを理解してあげて、どうすれば解決できるのかを一緒に考えてあげてください。
好きなことをどんどんさせてあげるのも、ストレス発散に効果的です。
興味・関心のある習い事を始めるたりするのもストレスが解消されることがあるのでおすすめです。
友達や親しい人と遊ぶ時間を増やしてみるのもストレス発散の方法の一つです。
子供もストレスを多く感じている時代になりました。子供さんのちょっとした変化に気づいてあげるようにしていきたいものですね。
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