赤ちゃんの成長曲線の目安。身長や体重

赤ちゃんの成長曲線の目安。身長や体重

同じ月齢の赤ちゃんと比べて、自分の子供は、大きいのか小さいのか発育状態が気になってしまいます。

あまり、周りと比べてはいけないとわかっていても、成長の目安がないと不安になってしまうものです。

検診で体重や身長を測定すると、大体の人は、母子手帳にある、成長曲線グラフに赤ちゃんのたいと身長を書き込むとおもいます。

そのグラフには、成長の平均という帯があります。

このグラフは、１０年ごとに乳幼児の測定結果を調べて、厚生労働省が平均を定めました。

今のものは平成22年度の値を元に作られれたものです。

成長曲線グラフにある項目は、体重・身長・頭囲や胸囲などです。

でもあくまでも目安なのでそんなに神経質にならなくても大丈夫です。

成長曲線は、各月齢の大体９４％の赤ちゃんにあてはまるようになっていて、この帯に当てはまらない赤ちゃんが6％必ずいる事になります。

しかし、赤ちゃんが母乳で育っているか、ミルクで育っているかで、体重の増え方が異なります。

また男の子と女の子では男の子の方が最初は小柄なようです。

身長と体重の両方が、成長曲線を超えているとしても心配する事はありません。

成長のバランスはとれています。

帯の中に絶対入らなくてはいけない訳ではないので、大事なのは、帯の中に入っているかではなく成長曲線のように、カーブを描きながら増えているかが重要なのです。

赤ちゃんの体重の増加は、ほとんど心配いりません。

赤ちゃんは初めはねてばかりいますが、月齢が進むにつれて、寝返りをうったり、横ばいになったり、はいはいを始めたりします。その運動は単純なものですが、赤ちゃんにしてみたら、運動量は凄く増えています。赤ちゃんにとって、とても良い運動となっているので、体重の増え方が緩やかになってきます。

小児肥満というのは、２～３歳頃に体重の増加から肥満を発症するものです。赤ちゃんの体重だけで判断できるものではありません。

成長曲線の帯を下回っていてるとしても、少しずつ体重が増えていればなんの問題もありませんが、原因もなく減ってしまうのは注意が必要です

身長についても体重と一緒で、少しずつでも伸びていれば問題ありません。

しかし身長が全く伸びなくなるのは何か病気が隠れている可能性があります。

もし、身長が止まって、体重が減るようなら、赤ちゃんに何か病気が隠れている可能性があるので、お医者さんに相談してみてください。

きちんと成長曲線グラフを記入しておくと赤ちゃんの健康管理につながることになります。

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